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最初に鍵盤に触ったのは、幼稚園の音楽教室。
当時のピアノブームに乗るかたちで小学校からピアノを習いました。
武蔵野音大に入った頃は、ピアノ曲は勿論ですが、ビッグバンドのJAZZから様々なオケまで聞いてました。
その後洗足学園・マスタークラスに入り、マックス・エッガーという素晴らしい師匠のもとで、大切な事を教わりました。
自分が音楽にどう関わり、何を伝えようとするのか、という事です。
これは師匠や著名な演奏家の真似だけでは決して到達できません。
惜しくも他界されましたが、そういう事を伝えてくれたことに深く感謝する次第です。
リストの『超絶技巧練習曲集』全12曲のリサイタルはマスタークラスの終了後です。
身体の鍛錬にジムに通いつつ、ショパンエチュード全24曲を弾いたあとに超絶の全12曲を弾く、というハレンチな練習もしてました。
音友ホールでのリサイタル後、母親が他界し、男家族でしたので苦しい年代を過ごしました。
音楽的にもどん底まで落ち込んだ時で、今でも涙なしには聞けない曲があります。
こういう状況を救ってくれたのが、ルービンシュタインの自伝やヘミングウェイの「陽はまた昇る」です。
人との触れ合いやさまざまな光の煌めき。素朴な中にも熱いスペイン音楽へ傾倒してゆくようになります。
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラの夏期講習会でアントニオ・イグレシアス師に出会い、イベリアを含め、その後さまざまな曲のレッスンを受けています。
アルベニス、グラナドス、ファリャ、トゥリーナetc...
ボストンバックに30kgもの楽譜を詰め込んで帰ってきたのは、今では良き思い出になりつつあります。
スペイン語圏は広大です。コロンブス達の大航海時代には、アルゼンチンやチリ、メキシコやキューバまでスペインの何がしかが伝えられています。最近では、こういう国々から素敵な小品を探してきて弾く事も多くなりました。
さて、最後になりました。
最近ではSmooth Jazz というジャンルに手を出しています。
より自由と表現の幅を求め、気の赴くままにメロディを奏でたい・・
自分の指先と感性を信じ、千変万化の思いを綴ってゆけるのは素晴らしい事です。
今後、これが私のスタイルとなりますでしょうか。
時々ライブ演奏に出たり、YouTubeで公開したりしています。
お楽しみ下さい。
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